子供の発熱時、物が大きく見える?・・「不思議の国のアリス症候群」

子どもが風邪をひいたとき、突然何かに怯えたり怖がったりしたことはないですか?

我が家の息子は小学生の頃、熱のある時に限り、目を覚ますと突然「怖い!」と言って怯えることがありました。

その原因は・・・?

不思議の国のアリス症候群

えっ?

そんな病名あるの?初めはこれが正直な感想でした。

息子が怖がるものの正体をいろいろ調べると、これに当てはまる模様・・

物の見え方がいつもとは違って見える症状。

「不思議の国のアリス」は、ルイス・キャロルの書いた物語。

アリスが大きくなったり小さくなったりするお話になぞらえて付けられた病名のようです。

一説によると、このルイス・キャロルが実際に体験したことを物語にしたとも言われているので、似たような症状を感じていたのかもしれませんね。

 

症状

気になる症状ですが、息子の場合は、天井がどんどん遠く離れていったり、逆に迫ってくるように見えたりしたようです。

人によって症状に違いがあり、物が大きく見えたり小さく見えたり・・左右の大きさが違って見えたり、一部分だけ大きさが違って見えたり・・・

色も違って見えることもあるようです。

とにかく普段と違う見え方になるので、小さい子供にとっては恐怖でしかないでしょう。

私はそのような経験をしたことがないので、怖いと言われてもちょっと理解しづらく、最初はただ寝ぼけている程度にしか思いませんでした。

初めて発症してからは、熱が上がるたびに症状が出るようになり、怖がる子供に、心配が増すばかりでした。

 

原因

息子の症状から見ると、きっかけは発熱で、特に高熱時に多いようです。

片頭痛によるものとも言われているので、発熱による頭痛があったかもしれません。

うちは主人も子供の頃に同じような経験をしているので、遺伝的要素もあると思います。

音や光に敏感な子もなりやすいようですが、息子は赤ちゃんの頃から音には敏感で、私たちが気にも止めない音を気にすることがありました。

不安を感じていたり、ストレスを抱えていてもなることがあるようです。

 

熱が下がると同時に症状が消えるのであれば心配はいらないと思いますが、もともとてんかんや統合失調の人は、こういった症状がでることもあるので、必要に応じて医療機関での検査が必要です。

 

対処法

我が家の対処法。

ただただ落ち着かせること。

病院で先生に言ったところで、薬は出ませんし、熱が下がればおさまると言われるだけです。

眠ってしまえば何も見えないので、その症状が出るのはほんの少しの間。

症状を理解できないと、気のせいだと言って怒ってしまいそうになりますが、そういうこともあると親が理解し、なだめてあげれば良いと思います。

そうやって数年たった今、症状は全くなくなりました。

 

まとめ

子どもが熱を出した時、ものが大きく見えたり、迫ってくるように見えたり、いつもとは違って見えるのは、「不思議の国のアリス症候群」。

高熱による片頭痛やストレスが原因で発症します。

親が同じような体験をしていたり、音や光に敏感な子ほどなりやすい傾向にあります。

てんかんや統合失調症の人も、このような症状が出ることがあるので、必要に応じて検査が必要です。

子どもが怖がっているのを見ると親も不安になりますが、熱が下がれば治まり、成長とともに症状はなくなっていきますのでご安心を。

こんな症状聞いたことがなかったという人もたくさんいるかもしれませんが、決して稀な症状ではないので、落ち着いて対処してくださいね。

子どもが安心できるように、私たち親の理解が大切です。