梅雨の時期や夏の暑い時期のお弁当、朝忙しいからと夜に作っておくこともできないし、日中の気温があんまり高いと、朝作っても昼まで大丈夫かな?って思いますよね。
今でこそ保冷剤と保冷バッグは当たり前のように使われていますが、私が子供の頃はそんなのに入れて持ち歩いた記憶はなく・・・
考えるとよくそのままで大丈夫だったなぁ・・と思うところ。
でも子どもって、お弁当が傷むかどうかなんて気にしないので、作るママたちが気を付けてあげないといけないですね。
では傷みにくくするコツは?
お弁当箱の消毒
お弁当箱を洗うと、プラスチック素材だと油などのぬめりが残ることありますよね?
これをしっかり落とすのはもちろんのこと、洗った後に熱湯に消毒すると、高温で菌は死滅します。
お弁当箱の素材にも注目。
プラスチックのお弁当箱は汚れが残りやすく傷つきやすいので、ステンレスやホーローだとより清潔さを保てます。
でもレンチンできないのが難点。
傷みやすいおかずと傷みにくいおかず
傷みやすいおかず
- 混ぜご飯
中の具材が傷みやすい
- 生野菜
水分が出るので、その水分が傷みの原因。
生野菜でもミニトマトは切らなければ水分が出ないので、詰めても全然大丈夫!
彩りにどんどん使いましょう。
- 果物
生野菜と同じく、水分の多い食材。
- 半熟たまご
たまごで発生しやすいのがサルモネラ菌。中にしっかり火を通してね。
- 煮物
これも水分に気を付けて!
煮汁を吸わせるためにすりゴマや鰹節をまぶすのも1つの手。
基本的に水分が傷みの原因。
菌は適度な温度と水気が大好き。
食材そのものから出る水分と、温かい食材から出る水分を出さないのがポイント!
温かいおかずは必ず冷ましてから詰めようね!!
傷みにくい食材
- 揚げ物
カラリと高温で揚げられたコロッケ、唐揚げなどの揚げ物。
唐揚げなんて子供たちの好きなもの。じゃんじゃん詰めちゃえ(´艸`*)
ポテトコロッケは、じゃがいもは傷みやすいのでオススメしません。
- 酢、わさび、生姜、梅干
抗菌作用のある食材として知られてますよね。
いろんなおかずに少し混ぜてあげると良いですよ。
野菜を入れるなら酢を使ったマリネ、煮物なら水分の少ないきんぴらがオススメ。
食中毒対策のお弁当グッズ
- おかずカップ
隣のおかずとの接触を避けるため、おかずカップを使いましょう。
繰り返し洗って使うものは、洗っても汚れが残っている可能性があるので、使い捨ての方がベスト!
- おにぎりホイル
おにぎり用のホイルは、普通のホイルと違って、水分を吸収する構造になっています。
- 抗菌シート
お弁当のおかずやご飯の上にのせておくだけの抗菌シート。
傷みにくいお弁当にするコツのまとめ
梅雨から夏の暑い時期にかけて増える食中毒。
暑くてもお弁当を作らなくちゃいけないママたちは悩みますよね。
食中毒の原因菌は、適度な温度と湿度が大好き。
水分の出る野菜や果物、煮汁が出ちゃう煮物はできるだけ避け、揚げ物や抗菌作用のある食材を積極的に使いましょう。
ただ、おかずは詰める前に完全に冷ましてね!
温かいと水滴が発生して、それがまた傷みの原因に。
抗菌シートやおかずカップを使って、お弁当箱にアルコールスプレーを吹きかけるとより効果的!!
せっかく作ったお弁当が原因で食中毒になんかなったらすごくショック(T-T)
保管場所も大事だけど、作るときにも気を付けて、リスクを極力減らしましょ!